排尿障害の症状とは

尿がもれる、尿が出る回数が多い、尿が出る時に痛みを感じる、このような状態を排尿障害といいます。
原因として前立腺肥大症や神経因性膀胱が考えられます。
また膀胱や尿道に結石ができていることもあります。
尿道が圧迫されると尿の勢いが悪くなります。
またうまく尿を出し切ることができないので頻尿になることもあります。

排尿障害かどうかの判断として1秒間に最大でどれくらいの尿が排出されたか、排尿後にどのくらいの量の尿が排泄されずに残っているかなどを検査します。
また前立腺が肥大しているかどうかを超音波検査で調べます。

男性の場合、膀胱の下部に前立腺という生殖器官があります。
その中央を尿道が貫いています。
この前立腺が肥大することで尿道を圧迫して排尿困難になるのが前立腺肥大症です。

前立腺肥大症は60歳以上の人に多くみられる病気です。
40代以下の年代にはまずみられることがありません。
50~65歳の男性の約15%、65~80歳になると約25%が前立腺肥大症になっていると考えられています。
原因としては男性ホルモンの存在と加齢が考えられていますが、実際にどのようにして前立腺が肥大するのかは、いまのところはっきりとしたことは明らかにはなっていません。

手術によって肥大した前立腺を摘出する方法と、薬を使った治療があります。
前立腺肥大症治療薬の種類として前立腺部の尿道の圧迫を緩める作用をもった薬、肥大した前立腺を縮小させる薬、男性ホルモンを抑制する薬などがあります。
前立腺肥大症治療薬はいずれも安全性の高い薬なのですが、尿道の圧迫を緩める薬には立ちくらみなどの副作用がでることがあります。
また前立腺を縮小させたり男性ホルモンを抑制するタイプの前立腺肥大症治療薬を使用する場合は男性ホルモン値を変化させてしまうため、性欲減少、勃起障害の副作用がでることがあります。